小さい子どもの絵って、なぜか独特の雰囲気がありますよね。眺めるとほっこり優しい気持ちになってしまうエネルギーが出ているような気がしませんか。

 

決して上手くないし、描線は不安定だし、形もいびつだったりします。でもなぜか魅力を感じるんですよね。

例えば、円の中に点々の目と口、円の上には毛が三本、両横からは棒のような腕がそれぞれ1本、下からは同じく棒のような足が2本。このような人の絵って、ほとんどの子どもが成長過程で描くそうなのですが、あっという間に胴体のついた人を書くようになってしまいます。

 

顔から直接手足の生えた人の絵なんて、大人が描くとキモカワになりそうですが、子どもが描いたものはなぜかカワイイ。ほんとうに不思議です。

 

車や電車もお花やハートなども、なんだか歪んでいたりするけれど、なぜか魅力的。

そんな子どもの絵は、クレヨンやペンで描かれていることが多いのではないでしょうか。

さらには細かく書き込まれることがなく、輪郭線だけ、あるいは単純な形を塗りつぶしただけ、というものがほとんどかと思います。

 

コミュニケーションツールとして人気のラインスタンプには、シンプルなラインや形のキャラクターもたくさん。ということは、子どもの絵ってLINEスタンプに向いているのでは?期間限定でしか生み出されない作品を、LINEスタンプとして残すのも面白いのではないでしょうか。

 

さらにその絵が動くと楽しくなりそうですよね。いわゆるアニメーションのように少しずつ違う絵を用意して絵を動かさなくても、同じ絵のフレームの中で位置を上下動させたり、左右に動かしたり、時計回りに回転させるだけでも、ちゃんとした動くスタンプとなります。

 

自分の絵がスタンプになって動くのを見れば、お子さんも大喜びだと思います。